振り返ると今がずいぶんマシなことに気づく
始まりは2009年3月
少しぐらい体調が悪くても病院に行くことが今までありませんでした。
だから、そもそもかかりつけ医と呼べる医者もありませんでした。
そして自分がここまで通院嫌いだとも気づいていませんでした。
今まで通院した経験がなかったから、だったんですね。
それに薬の副作用にも悩まされました。
初めは、担当医の言うとおりに処方されたメルカゾールを1日6錠飲んでいましたが
2週間も経つか経たないかって頃には、すでにTH3やTH4の値は正常値にまで下がっていて、その後は過剰な薬の摂取が続いてしまい、低下症の域にまで達してしまいました。
何しろ甲状腺なんて臓器がこんな重要な働きをしていることも知らなかったので
そのホルモンのわずかな増減でこんなにも体調が左右されるなんてことも知りませんでした。
メルカゾールを定期服用するようになり、薬が大嫌いになりました。
それまでは、たまーに飲むぐらいだった薬を常用するようになったのですから、無理もありません。
1日も早く薬を断ちたい、その思いしかありませんでした。
でも、薬を止めると、自力でのコントロールの仕方を忘れたかのように甲状腺ホルモン量が乱れ出すようになります。
それはそれは、苦しいったらありません。
もう、人間が生きていられるレベルではなくなります。
仕方なくまた薬を再開するしかなくなるわけです。
嫌なのに。
その後、やっと念願がかない、専門医への通院が免除され、かかりつけ医に経過が送られ、通院時間は短縮されるようになりました。
何度か再発しましたが、その頃は自分の方が薬の加減がわかっていたので、多すぎると思ったら勝手に減らしていました。
あの時馬鹿正直に言われたとおりに飲んでいたら、大変なことになっていました。
もっとも、正しくはすぐに血液検査を受けにいって、医者の指示を仰ぐっていうのだと思いますが。
毎週毎週血液検査なんて受けてらんないし!痛いし高いし!
2017年1月からは、一切薬は飲まず現在に至っています。
もう1年8カ月ですね。
そして、今もやはり、心臓の苦しさは否めませんが、発病当初とは比較にならないほどまともに過ごしてるんだなと感じました。
長生きはしたいと思っていないので、この状態でもなんとか生きていられればいいかな。
今日の安静時心拍数は 83bpm でした。
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