平易な漢字も書けなくなった母
母には書けなかった漢字
かたちがカわる
息をトめる
両手をアわせる
バットで球をウつ
宝くじにアたった
母(86)にはこんな易しい漢字すら書くことができませんでした。
最近、昼寝をしてしまうと、目が覚めた時点がその日の「朝」になってしまう母。
だから、一日に二度、朝がやってくる、そんな感じです。
夕方の5時ぐらいだと、外を見ても明るさが同じような感じかもしれないので、そんな勘違いもあるのかな
と思っていましたが
そんな簡単な問題じゃなく、もっと深刻度の高いもののようです。
見当識障害という障害があるようですが
母の場合、日中に少しでも横になって眠ってしまうと、朝になってしまうということです。
正午に寝て13時に目が覚めれば、それは夜中の1時になってしまうようです。
外は思いっきり明るいのに、そんなことでは解決できないようになってしまうんですね。
脳の機能が低下しているんだろうなと思います。
これ以上、困った症状が進むと家族が振り回されてしまいますし、一緒に住んでいる父の口調はついついきつくなり
それがまた母のストレスになるようです。
とはいえ、あれだけ頑固に「自分が正しい」と主張されると、正常な者の精神が参ります。
1対1ではまず納得させることなどできません。
私だって母が日中に眠ってしまわないように、付きっきりで話し相手をしていることもできません。
もともとまったく仲の良くない親子ですから余計です。
父から傷つくことを言われたように私に訴えますが、あなたが私をどれほど傷つけてきたかは棚の上か!って思います。
言いませんけど。
親子が全員仲がいいとか、そんなことはあり得ないです。
母が口を開けば不平不満しか出てきません。
いったい何がどうなっていれば不満じゃないのか理解できません。
話などしたい気持ちになるはずがありません。
他人には伝わらないと思いますが。
兄は他界していますし、子どもはもう私しかいないので、私に逃げ場はありません。
血圧が高いため、薬を服用していますが、それをちょっとでも減らすために、簡単な運動を取り入れて毎朝やってもらっています。
脚がものすごくむくんでいたので、寝る時に着圧ソックスを履いてもらい、朝は脚マッサージの機械も使ってもらっています。
その結果、脚のむくみはほとんどなくなり、夜間のひん尿も改善してきているようです。
そりゃああれだけ脚に水分を溜めたまま寝ていたら、夜中に何度もトイレにも行くわな~と。
何でも薬で解決しようとするその姿勢から変えていかないとね・・・
腰が痛いといっては、湿布薬を貼るし・・・
痛み止めの湿布薬ほど怖いものはないのに・・・
とにかく私は自分の体調が悪くならないように、死ぬまで頭脳明晰でいられるように、自分の足でしっかり歩けるように
頭のトレーニングと、筋トレを続けなきゃとつくづく思う毎日です。
次第に筋肉痛も軽くなってきました。
日課になるようにしていきたいです。
明日から漢字トレーニングを母にやってもらうつもりです。
小学2年生ぐらいの漢字からスタートしようかな、と。
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